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■鍼(はり)治療の特徴
人の身体には病気を治す力(自然治癒力)が備わっています。
鍼(はり)治療はそのバランスを調整し、人が本来持っている自然治癒力に働きかけて病気を治そうとする治療法です。
鍼(はり)の特性は自律神経系・内分泌系・免疫系等に作用し、その結果として中枢神経および反射性の筋緊張の緩和、血液・リンパ液循環改善の作用があります。
それらの作用は自然治癒力を高め、免疫力を向上させる合理的な治療法です。
自律神経失調症や婦人科系の症状、パソコンなどによる頭痛・肩こり・目の疲れなどにもとても効果的で、予防医学としても評価が高まっている治療法です。
◆痛みを抑える作用
鍼(はり)刺激で身体の一部分を刺激すると、脳の中枢神経の中にモルヒネのような役割をもったホルモン(内因性オピオイド)が放出されます。
このホルモンが、痛みを脳に伝える神経経路をブロックし痛みが緩和します。
◆各臓器などの働きを調節
鍼(はり)刺激は皮膚の刺激を感じる場所から脊髄に向かい脊髄で刺激を受けて感じます。
その反射(脊髄反射)によってそれぞれの神経を刺激します。
その結果、血行を促進して痛みや疲労の原因となる物質を老廃物として排出する作用も持っています。そして、自律神経に効果的に作用し、胃腸や心臓・血管などに作用してその働きを調節します。
◆免疫力を高める
鍼(はり)刺激は身体にごくごく小さい傷をつけます。
この傷はほとんど確認することはできません。
体の防衛反応が、傷ついた部分を修復しようと働きだすことにより、免疫力が高くなります。
免疫が高まることによって白血球が増え免疫機能が上り、自らの持つ自然治癒力で病気を治療し、また病気にもかかりにくくなります。
■鍼(はり)・マッサージ治療はこんな症状の方におススメ
ギックリ腰など急性的な痛みがある方や、がんこな肩こり・腰痛・膝痛など慢性的な痛みがある方に効果的です。
また、婦人科疾患でお悩みの方には、はり治療で全身のバランスを整え体質改善を図ります。